読書日記
時が癒してくれる
PHP2月号の特集は『自分の励まし方 明日は今日より少し元気に!』。
金盛浦子さん(東京心理教育研究所所長)は、
ただひとつハッキリいえることは、どんな悲しみも落ち込みも、必ず時が癒してくれるということです。
みなさんにも、きっと経験があると思いますが、時がたってみると、「どうして、あのときあんなに落ち込んで苦しんでいたんだろう」と自分のことながら不思議に思うことがありますよね。
どんなに悲しくても、やがて忘れられる。どんなに落ち込んでも、いずれ立ち直ることができる。
時が癒してくれる。ふつうに暮らせるときが来る。幸せなときもきっと来る。
そう信じ、希望をもつことができるといいのでしょう。
朝が来ない夜はない
ホープホープ
より早く、力強く立ち直りたいと思うのなら、不幸を幸せに変えるように努力できるといいでしょう。
過去にすごく悩み苦しみ、落ち込んだことを思い出すと、「どうしてあんなに悩んでいたのだろう」「なんであんなことであんなに落ち込んだんだろう」などと思うことがあるのではないでしょうか。
そもそも何を悩んでいたのか、思い出せないこともあるのではないでしょうか。
「今の悩みも、人生の中では、そんな大したことじゃないのかもしれない」。
こんなふうに考えられると良さそうです。
できるだけ小さいことでくよくよしないようになれたらいいでしょう。
また、過去に悩んでいた問題の結末はどうでしょうか。
自分の力で解決できた問題は少なく、解決したわけではないが、(自分の心の中から)自然消滅した問題が多いのではないでしょうか。
だとしたら、悩まなくても良かったはずです。
できるだけ悩まない(考えない/問題化しない)ようになれたら、と思います。
時が癒してくれるのですから。