不平不満だらけになるほど、その人の「幸せ力」はそこなわれることになる。不平不満を思っていたら、イヤな気もちになるだけで、幸せな気もちになることはできません。
「幸せ力」の基本は、どのような自分であっても、自分に満足できることだ。
ちょっとしたことに我慢できないから不平不満がたまる。
時に我慢することも大切なことで、自分がどんなに恵まれているのかがわかるはずである。
自分が恵まれていないと思うのは自分をみじめにし、安易に哀れんでいるにすぎない。
それよりも自分の恵まれたところを見ればいい。
どんなに自分がすでに幸せかがわかるはずだ。
次の日の日記 『「幸せ力」をつける生活術』斎藤茂太 ホームページ |