読書日記

  「幸せ力」の基本

 『「幸せ力」をつける、ちょっとした生活術』(斎藤茂太)より、
 不平不満だらけになるほど、その人の「幸せ力」はそこなわれることになる。
 「幸せ力」の基本は、どのような自分であっても、自分に満足できることだ。

 ちょっとしたことに我慢できないから不平不満がたまる。
 時に我慢することも大切なことで、自分がどんなに恵まれているのかがわかるはずである。

 自分が恵まれていないと思うのは自分をみじめにし、安易に哀れんでいるにすぎない。
 それよりも自分の恵まれたところを見ればいい。
 どんなに自分がすでに幸せかがわかるはずだ。
 不平不満を思っていたら、イヤな気もちになるだけで、幸せな気もちになることはできません。

 誰にでも、自分の望み通りにならないところはあるでしょう。それを不満に思ってしまうのは、そのことに我慢できないからなのかもしれません。
 少しでもラクに我慢できたらいいのではないでしょうか。
 そのためには、「現実は現実」「こういうこともある」などと、まずは現実を受け入れること。
 そして、そのことを考えないように心がけ、今自分がやるべきこと・やりたいことを(一所懸命/無心/夢中に)やる。
 このように心がけることができるといいのではないかと思います。

 自分には恵まれていないこともあるでしょうが、恵まれていることもあるはずです。
 自分が恵まれていないことを考えるよりも、自分が恵まれていることを考えたほうがいいのです。

不幸を数えて暮らすより  幸せを数えて暮らそう

 “知足の心”を育てていけば、今の自分に満足できるようになれるのではないかと思います。
 なおかつ、さらなる幸せを求めていければいいのではないでしょうか。

今は幸せ  でももう少し 幸せになれたらいいな では どうしたら?



   

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「幸せ力」をつける生活術』斎藤茂太

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