読書日記
選択の勇気と犠牲
ＰＨＰ１１月号の特集は『男の品格、女の品格 生き方を考えるヒント』。
童門冬二さん（作家）は、
品格を保つためには、どちらを選ぶかという選択の勇気が必要であり、同時に自分の一部を犠牲にするヒューマニズムも必要になってくる。
品格も風格も一朝一夕で生まれない。人生経験の積み重ねが肥料になる。
品格を保つためには、自分なりの（しかも他人への配慮もある）選択をし、それを大切にすることが大事なのではないかと思います。
自分なりの選択をするためには、勇気が必要かもしれません。
また、一つのものを大切にするためには、それなりの犠牲も必要でしょう。
たとえば、自分の仕事を選択し、それを（心から）大切にして生きるためには、自分の時間とエネルギーを相当に注がなければなりません。その分、他のことをする時間とエネルギーは減ってしまいます。
たとえば、一人の人を選択し、その人を大切にするためには、その人のために自分の時間とエネルギーを費やすことになるでしょう。その分、他の人や他のことに使える時間とエネルギーは減ってしまいます。
それなりの時間とエネルギーを注ぐからこそ、その中で自然に品格が高まっていくのだと思います。
とは言っても、品格はそう簡単には表れないものだと思います。
自分の道を歩む中での経験だけでなく、人生経験も含めた積み重ねによって、人格が高まるとともに、品格も向上していくのだと思います。
人生は選択の連続です。自分の選択が自分の人生をつくる、と言ってもいいのかもしれません。
幸せになるためには、自分が幸せになれるような選択をすることが大事です。幸せは人それぞれだからです。
そして、選択することには、犠牲を伴います。それでも、得られる幸せが大きければいいのです。
自分が本当に大切にしたいものを大切にするような人生の選択ができるようになれたらいいのではないでしょうか。
そのためには、まず自分の幸せ・生き方について考え直してみることが大事なのかもしれません。
自分が選んだ生き方を心から大切にして生きていくことで、自ずと品格も生まれ育っていくのではないかと思います。
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