読書日記

  悩みごとを書き出す

 『気持ちの整理 不思議なくらい前向きになる94のヒント』(斎藤茂太)より、

 ひとりで考えていると堂々めぐりするだけの悩みごとも、文章に書くと、整理されてくる。

 文章を書くというのは不思議なもので、書いているうちに、だいぶ気持ちがすっきりしてくる。紙の上に描いたものを読んでいると、少し冷静に見られるということもあるのだろう。また、人にしゃべっているうちに頭が整理されてくるのと同じで、書いているうちに頭が整理されてくる。

 さらに、悩みの解決法まで考えて書き出していけば、もっと頭が整理されるだろう。考えられるかぎりの解決法、今の自分にできそうなことを箇条書きにしてみよう。
 紙に書いて考える方法は、私もおすすめする問題解決法です。

 私自身が長年実践し続けている方法です。
 様々な悩みや問題をテーマに考える際にも、紙に書いて考えます。
 この日記を書く時にも、必ず紙に書いて考え、それを見ながら文章にまとめます。(今もそうです)

 紙に書く内容や書き方は、自由でいいのです。
 書きながら「よく考える」ことが大事なのです。
 自分なりの書き方を少しずつ工夫していけば、だんだん上達してうまく考えられるようになれるでしょう。それだけ問題解決能力が向上していくのではないでしょうか。

 「紙に書いて考える」方法を身につければ、将来の悩みを、少なく、小さく、短くすることができると思います。



   

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気持ちの整理』斎藤茂太

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