読書日記

  実現可能性

 『希望学』(玄田有史編著)より、
 希望の対象としては、「仕事」(全体の48.9%)、「家族」(同じく36.5%)が多く、「仕事」と「家族」両方を選んだ人は、全体の21.9%、希望があると答えた人で「仕事」と「家族」いずれも選ばなかった人は、17.0%にすぎない。

 「希望がある」と答えた人のうち、「実現できる」が22.6%、「たぶん実現できる」が57.2%、「あまり実現できそうにない」が18.7%、「実現できそうにない」が1.5%となっており、まったくの夢想ではなく、比較的実現可能性が高いと考えるものを、それぞれの希望として保持しているようだ。
 「希望」は、将来の幸せにつながるもののはずです。
 「仕事」に関する自分の夢や目標をもって生きることは、将来の幸せにつながる可能性があるでしょう。
 「家族」と愛のある家庭を築き、人を愛する幸せを感じられるようになれば、幸せになれるでしょう。
 大半の人は、そのいずれか、もしくは、両方に希望をもつのではないでしょうか。

 「希望がある」ということは、その実現の可能性がある(と思っている)ということでしょう。実現の可能性がゼロだと思うことには、希望はもてないのではないでしょうか。

 夢や目標をもつ際には、自分に達成可能な目標をもつことが肝心です。
 叶わぬ夢をただ胸に抱いていても虚しくなるだけでしょう。
 「達成できる」という希望があるから、努力する気にもなれるのではないでしょうか。
 反対に、努力をしているから希望や期待がもてるということもあると思います。

  『努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る』 井上靖

 目標をもって努力している限り達成できる可能性はあり、少しずつでも前進を続けていけばそれだけ可能性は高くなるはずです。

 「希望がない」(実現の可能性がないと思っている)のに、人の目や世間体を意識したり、誰かの期待に応えるための目標をもっても、自分を苦しめるだけで、結局幸せにはなれないのではないでしょうか。



   

次の日の日記

希望学

ホームページ