読書日記

　　「静かなワクワク」を追いかける

　『きっと、よくなる！』（本田健）より
　充実した人生をいきたければ、自分に正直になることです。自分が本当にやりたいこと、好きなことを追いかけるのです。マイク・マクナマスは著書『ソース』の中で、そのことを「ワクワクを追いかける」と表現しています。

　同じワクワクでも「熱いワクワク」と、「静かなワクワク」の二つががあります。本物のワクワクは静かで落ち着いています。

　大好きなことを追いかけていけるか、また目の前にあることにワクワクできるかどうかは、幸せな人生を生きるうえでとても大切です。
　「自分に正直になる」とは、自分の心が望むようにすることだと思います。
　自分が本当にやりたいことがやれるのは幸せなことです。
　自分が本当にやりたいことや好きなことをやっている時には、楽しめるし、ワクワクした気もちにもなれるのではないでしょうか。
　「好き」と「打ち込む」の好循環が生まれ、いい結果にもつながりやすいでしょう。

　「ワクワク」と言っても、そんなに「熱いワクワク」を感じられることは、特別な時の直前以外には、あまりないでしょう。
　「好き」という気もちから生まれる「静かなワクワク」なら、日常的に感じることができるでしょう。

　もう一つの「ワクワク」は、将来の幸せへの希望や期待から生まれるものだと思います。
　本当の希望がもてるのは、自分が幸せの目標に向けて努力しているからでしょう。

努力する人は希望を語り 　怠ける人は不満を語る （井上靖）

　ワクワクするような希望を力に努力できるようになれたらいいでしょう。

　少しでもワクワクできるようなことを、自分の生活の中でやれるようになれたらいいのではないでしょうか。
　長く続けるためには、「静かなワクワク」感を味わえるものがいいのかもしれません。



　　　

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