読書日記

  あらゆることを楽しむと決める

 『きっと、よくなる!』(本田健)より
 あるときから「一瞬一瞬、人生を楽しもう」と決めました。朝起きてから夜寝るまで、自分が楽しいと感じることを中心にして生きる、というのを実践しています。

 人生は楽しむためにあります。楽しいことは、出来事の中にあるのではなく、あらゆることが楽しいと思える心にあります。「どんなことでも楽しむ」という態度で生きられれば、あなたは幸せな人の仲間入りをしたといえるでしょう。
 「人生を楽しもう」と心がけている人は、それなりに楽しむことができ、それだけ幸せに暮らせているのではないかと思います。
 また、「楽しもう」と思えば、ほとんどのことはそれなりに楽しむことができるのではないでしょうか。

 楽しむためには、楽しめる事と楽しめる心が必要でしょう。数式にすると、

  「楽しい度」×「楽しむ力」=「楽しい気もち(の大きさ)」

 という感じでしょうか。

 「楽しい度」はすごく小さいとしてもゼロやマイナスは無く、あらゆることは楽しめる可能性があるのだと思います。

 では、「苦しい」ことはどうなるのかというと、

  「苦しい度」/「受け入れる力」=「苦しい気もち」

 となり、「楽しい」と「苦しい」を相殺すると、

  「楽しい度」×「楽しむ力」−「苦しい度」/「受け入れる力」

 によって、どのくらい(プラスで)楽しいか(マイナスで)苦しいかを表せる?

 楽しい事をすれば楽しいが、楽しむ力が小さい人はあまり楽しめない。
 苦しい事があれば苦しいが、受け入れる力がある人はそんなに苦しまなくてすむ。
 ふつう苦しい事でも、苦しみを受け入れ、楽しもうとすれば、それなりに楽しむことはできる。
 というようなことも言えるのではないでしょうか。

 楽しむ力は、「楽しもう」という努力を続けることで向上させることができるでしょう。
 楽しむ力をもっていても、習慣になっていない人は、能力を発揮できないことが多いでしょう。「楽しもう」と思うことで、自分の力を発揮し、楽しむことができるのだと思います。
 まず大事なのは、「あらゆること(今/一瞬一瞬生活/人生)を楽しもう」と決意することなのかもしれません。



   

次の日の日記

きっと、よくなる!』本田健

ホームページ