読書日記
人との違いを生かす
PHP4月号の特集は『いい人生の生き方』。
曽野綾子さん(作家)は、
いい生涯を見いだすには、まず自分をよく知ることだ。
自分と他人とは決して同じではない。だから、どこが違うかを過不足なく承認することからすべては始まる。
人との違いさえわかれば、次の段階が自然に見えて来る。自分の短所ではなく、長所を伸ばせばいいのだ。
人とつき合うことが好きならその点を、一人でいることが好きならその性癖を、体が丈夫なら肉体労働を、生かせるような仕事を探せばいいのである。
人間、自分の得意なことをするのが一番幸福だ。
いい人生を送るためには、自分を生かすことができたらいいのでしょう。
そのためには、まず自分を知ること。それも、自分の特長を知り、それを生かすことができたらいいのではないでしょうか。
誰にでもよりよく生かすことができる特徴があるのだと思います。
自分にはこういう所があるとかわれば、そこを生かすためにはどうすればいいか? と考えることができるでしょう。
一見短所に思われることも、考え方・生かし方によっては自分の特長として生かせるかもしれません。
自分の特長を出せること・得意なことなら、やりたいと思えるでしょうし、それなりに楽しむこともでき、努力も続くのではないでしょうか。
また、人や社会の役に立つために自分を生かすことができたら、なおいいのでしょう。
人生は“得手に帆あげて”生きるのが最上だ
(本田宗一郎)