人間は何かしに生まれたものだ。何もしないために生まれたのではない。 それなら何をしたらいいか。 それは自己を完全に生かすように努力すること、隣人のためにつくすことである。 真に自分を正しく生かすものは、自己の完成のために働くと同時に他人の自己完成に役立つ人である。自分を真に生かして、他人に真に生きる道を教えたものこそ、真に自分を生かしたものと言えるのだ。