読書日記

  自分の気分のレベルに気づく

 『幸せになれるさ!』(リチャード・カールソン)より、

 自分の気分がいまどんなレベルにあるかを自覚することに、大きな意味があるのです。
 自分の気分のレベルが自覚できないと、あるときは相手のよい面ばかりを見て心躍らせたりしますが、ひとたび問題が目につくと、相手のよい面がまったく見えなくなってしまう。自分の気分が変われば世界が何もかも違って見えてくるのです。

 そういうことがわかっていれば、自分自身に対しても他人に対しても、もっと思いやりをもって接することができるようになるでしょう。

 自分自身の気分のレベルに気がつくようになると、私たちの人生観に気分そのものがどんなに影響を及ぼすものか、わかるようになります。
 気分が悪いと、もの(事/人/物)の悪い面が見えやすく、物事を悪く受けとりやすくなります。
 さらに、現状をより悪く考えたり、過去を悪く考えたり、将来を悪く(悲観的に)考えたり、人を悪く考えたりしやすくなることもあると思います。
 結果として、八つ当たりのような悪い行動に結びついてしまうこともあるでしょう。

 人はその時の気分によって、感じ方や考え方や行動が変わるのです。気分の生活に与える影響は意外に大きいと思います。
 気分は、その人の考え方の習慣によるところが大きいでしょう。習慣は、生活の中で何度も繰り返されます。それが人生に与える影響はものすごいものがあるのではないでしょうか。

 生活の中で自分の気分に気づくことがない人も多いと思います。
 自分の気分に気づけても、気分をコントロールしようと心がけている人は少ないでしょう。
 気分は心がければ、ある程度はコントロールできると思います。それを続ければ、それなりにコントロールできるようになれるでしょう。

気分よく過ごそう

 「気分よく生活できる」ということは、「幸せに暮らせる」ことに近い感じがします。
 ですから、「気分よく生活する」ことは幸せになる方法の一つです。



   

次の日の日記

幸せになれるさ!』R・カールソン

ホームページ