読書日記

  他人に与える

 『あなたに奇跡を起こすやさしい100の方法』(コリン・ターナー)「目標獲得のための10の行動」より、

 他人と共有することで、幸福の許容範囲は簡単に広がる。他人に与えるという好意は、人生において最も価値のある経験だ。

 まずは、無償の笑顔を与えることからでもかまわない。毎日、鏡の前で最低30秒、笑顔の練習をしてみよう。最初の内は恥ずかしいかもしれないが、やがてそんな自分に対して素晴らしい気分になるだろう。
 他人に与える(人を幸せにする)ことは自分が幸せになる方法の一つです。(他にも幸せになる方法はたくさんあります)
 人を幸せにする(愛)という幸せになる方法の質は高いと思います。

  『自分自身を分け与えれば与えるほど、より多く得られる』 シャクティー・ガーウェイン

 という、「流出−流入の法則」も正しいと信じられるでしょう。

 「人を幸せにする」と言っても、すごいことをする必要はないと思います。
 自分が幸せにしたい人に、その時に思いついたことの中で、今できることをすればいいのです。

 仏教に「無財の七施」という教えがあります。財産があろうと無かろうと誰にでも行える七つのことです。
・眼施……暖かい、優しいまなざしで人に接すること。
・和顔施……和やかな、微笑みのある顔つきで接すること。
・言辞施……思いやりのこもった暖かいことばをかけてあげること。
・身施……礼儀正しい振る舞いや、身をもって奉仕を行なうこと。
・心施……心のこもった思いやりの心で接すること。
・床座施……座席を譲ること。
・房舎施……風や雨露をしのぐ所を与えること。

 微笑みや笑顔は自分の心身の健康にもいいでしょう。
 小さなことでも思いやりの心をもって行うことができればいいのではないでしょうか。

 幸せにしたい人がいれば、その人を幸せにする方法をいろいろ考え・実践できます。人を幸せにすることは、幸せにしたい人が存在する限り続けられます。
 幸せにしたい人も、探せばきっと見つかるはずです。
 人を幸せにすることが自分と思える人は幸せになりやすいでしょう。人を幸せになる方法(自分が幸せになる方法)は無限にあるのですから。

人を幸せにすることを考えてみよう

 人を愛する幸せを感じられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

次の日の日記

あなたに奇跡を起こす
やさしい100の方法』 コリン・ターナー


ホームページ