「愛」という幸せになる方法の質

 人を幸せにすることで得られる幸福感の質は、高いように感じます。
 人の役に立てる幸せは、自分の存在価値にもつながる、良質なものです。
 「自分だけが幸せでいいのか?」という、やましさのない幸せでもあります。

 人を幸せにすることで感じられる幸せは、けっこう強いものです。中ぐらいの幸せを感じられることが多いと思います。
 相手の反応や反響を目の当たりにすることで、その成果を実感できます。人の喜ぶ姿を見るのは、とてもうれしいものです。
 また、人を幸せにすることにはリスクがあります。うまくできない場合も、相手が受け入れてくれない場合もあります。リスクがあるから、うまくいった時の喜びが大きいのかもしれません。

 愛には、一期一会の愛もあるのでしょうが、たいていは継続するものです。愛し続けること、何度も相手を幸せにすることができます。
 幸せにしたい人がいれば、幸せになる方法を実践し続けることができるのです。

 幸せになる方法はたくさんあります。でも、自分だけの幸せを追求していくと、どこかで疑問や虚しさや行き詰まりのようなものを感じることになってしまうような気がします。
 自分の幸せになる方法のレパートリーの中に、「人を幸せにする」ことを入れていくことをおすすめしたいと思います。



   

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