読書日記

  環境を有効に利用し自身を強化する

 『「原因」と「結果」の法則』(ジェームズ・アレン)「思いと環境」より、

 苦悩は、つねに何らかの方面の誤った思いの結果です。

 私たちは、愚痴を言ったり罵(ののし)ったりすることをやめ、自分の人生を調整している「隠れた正義」の存在を認識し、それに自分の心をしたがわせはじめたときから、真の人間として生きはじめます。
 そのときから私たちは、自分の環境の悪さをほかの人たちのせいにするのをやめ、強く気高い思いをめぐらすことに努めつつ、自分自身を強化しはじめます。環境と戦うことをやめ、それを、自分のより急速な進歩のために、また、自分の隠れた能力や可能性を発見するための場所として、有効に利用しはじめます。

 自分がめぐらす思いの内容を急激に変化させたとき、まずほとんどの人が、人生内の物理的な変化を体験して驚くことになります。
 苦悩(不幸な気もち)は、自分が誤った思い(不幸になる考え方)をしているから。
 そう考えられるようになり、強く気高い思い(幸せになる考え方)をめぐらすように努力できるようになれれば、自分自身を強化していくことができるでしょう。
 自分の環境を、ただ嘆いたり人のせいにしたりしていては、イヤな気もちになるだけで何も変わりません。

 「自分の環境は学び成長に最適の場」と考え、自分を育てる努力ができるようになるといいのでしょう。

 幸せになる考え方ができるようになれば、それだけイヤな気もちで過ごす時間が減り、幸せに過ごせるようになれるでしょう。
 悩み苦しむ時間も減り、将来への不安や恐れも減るでしょう。そういう(成長しつつある)自分を信じられるようにもなれるでしょう。
 自ずと、幸せになれるような考えができるようになり、幸せを選択する行動もしやすくなるでしょう。
 考え方が変われば、物事の感じ方が変わります。様々な選択も行動も変わり、生き方も変わると思います。

 ということで、ジェームズ・アレンの『「原因」と「結果」の法則』は、幸せになる考え方の基本となる本です。
 私が幸せになる考え方を探求することに大きな影響を受けたのは、『楽天主義セラピー』(リチャード・カールソン)でした。
 最近、リチャード・カールソンがジェームズ・アレンに影響を受けていたことを知りました。
 私は間接的にジェームズ・アレンに影響を受けていたということかもしれません。
 今後もこの2人の師からヒントをいただいて、幸せになる考え方を探求しつづけたいと思っています。
 「不幸になる考え方/幸せになる考え方」のメルマガも、きょうから再開します。よろしかったら、お読みください。



   

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「原因」と「結果」の法則』ジェームズ・アレン

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