読書日記

  「いいんだよ」

 PHP2月号の特集は『「明日を生きる勇気」をくれる言葉』。
 水谷修さん(夜回り先生)は、

 “明日を生きる勇気をくれる言葉”として、私が話すのは「いいんだよ」の一言です。
 何があってもいいのです。窃盗、援助交際、リストカット、やってしまったことはしょうがない、それはそれでいいのです。

 「いいんだよ」の一言が“許し”となって、子どもたちは泣くのです。そして改めていまのまま、ありのままの自分を認めることからはじめるのです。
 でも、「いいんだよ」といっても、死ぬことだけはダメです。
 自分の問題ですごく悩み苦しんでいる時に、「いいんだよ」って言ってくれる人がいたら、救われる気がするのではないでしょうか。

 過去の出来事は変えようがありません。
 過去にとらわれていては、前に進めません。
 自分が不幸なのを人や環境のせいにするばかりでは何も変わりません。
 過去に自分がしたことをただ後悔していてもしかたがありません。自分を責めたらつらくなるだけです。
 過去のことは「もういいんだよ」と“許す”ことができれば、前に向かって歩き出せるのではないでしょうか。

 現実もすぐに変えることはできないでしょう。
 「今はまだいいんだよ」と思えれば、あせらずに一歩を踏み出せるのではないでしょうか。

 「いいんだよ」と言ってくれる人はなかなかいないでしょう。(そういう人が現在自分のまわりにいる人はすごく幸せです)
 だったら、自分が言ってあげましょう。

「過去はもういいんだよ」     「今はまだいいんだよ」

(ここは/今は) 「そのままでいいよ」   自分は好好 だよ

 まずは、過去と現実を受け入れることです。
 将来の自分は今の自分からしかつながっていないのです。

あるがままの自分から始めよう



   

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◇「明日を生きる勇気をくれる言葉

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