しあわせ日記

11月3日(金) 広い寛容の心

 『素直な心になるために』(松下幸之助)より、
 素直な心の内容には、万物万人いっさいを許しいれる広い寛容の心というものも含まれている。

 素直な心になったならば、いらざる対立や争いがおこりにくくなって、和やかな姿が保たれるようになる 。
 幸せになるためには、心の平和が大切です。
 心の中に対立や争いがあるうちは、幸せに暮らすことは難しいでしょう。
 心の中に波風が立つのは、寛容の心・受け入れる心が足りないからかもしれません。

 人にイライラしたり腹を立てたりしてしまうのは、寛容の心・受け入れる心が足りないからとも言えるでしょう。もし、「こんな人もいる」「(相手は)そのままでもいい(しかたがない)」「(多少関係が悪くても)このままでもいい」などと思えるのなら、そんなにイライラしないですむはずです。
 自分の境遇や環境を不満に思ったり嘆いたりしてしまうのは、寛容の心・受け入れる心が足りないのかもしれません。もし、「こういうこともある」「このままでもいい(しかたがない)」などと思えるのなら、そんなに不満を感じなくてすむでしょう。
 自分に欠点や問題があるからと、クヨクヨしたり落ち込んだりしてしまうのは、寛容の心・受け入れる心が足りないからでしょう。もし、「(今は/ここは)そのままでもいいまぁいいか/しかたがない)」などと思えるのなら、そんなにクヨクヨしないですむでしょう。

 人や環境や自分を、そのまま素直に受け入れ、容認できるようになれるといいのでしょう。
 寛容の心が広く、受け入れる心が深くなれば、それだけ心和やかに過ごせるようになれるのではないでしょうか。
 素直な心を養うためには、毎日、自分の行いを反省して、改めるべきは改めていくよう心がけることが大切である。
 時折、自分を省みる時間をもつようにし、生活を振り返って「人にイライラしなかったか?」「不平不満を思わなかったか?」「クヨクヨしなかったか?」「寛容に済ませたか?」などと自問し、「これからは○○しよう」と考えられるといいのでしょう。



   

次の日の日記

素直な心になるために

◇「松下幸之助の名言集

ホームページ