しあわせ日記

10月16日(月) ルールを教えてもらう

 PHP11月号の特別企画は「場の空気が、読める人、読めない人」。
 和田秀樹さん(精神科医)は、「空気を読む4つの方法」として、
 転職や引っ越しなどで、新しい人間関係、新しい場に入ったときには、まず、周囲の人からその場の空気を教えてもらいましょう。「郷に入っては郷に従え」という言葉もあるように、あなたのほうから“郷に従います”というサインを見せれば、場のルールを教えてくれる人が現れるものです。
 さらに「まだ、慣れていないもので……」と、自分から聞きに行く姿勢も大切です。
 環境が変わった時には、すぐにその場に馴染めなくてもしかたがありません。
 たとえば、新しい職場ではとまどいや不安やつらさもあるでしょう。でも、いずれはそれなりに慣れるものです。

 わからないこともいろいろあるでしょう。わからないことはできる人に聞くのがいちばんです。
 新入りの時は、それが許される時でもあります。うまく話を聞き、心からお礼を言えば、相手も悪い気はしないでしょう。
 そのことでコミュニケーションがとれれば、自ずと関係もできてくるのではないでしょうか。

 既に存在している場には、その場のルールのようなものができているのがふつうでしょう。
 自分が経験したことがないルールがあって違和感を感じたり、居心地が悪かったり気まずいことがあっても、はじめのうちは、多少のことは我慢して慣れるしかないのではないでしょうか。

 そこで引いてしまったり、心に壁をつくってしまったり、ヘタに自己主張したりしないで、まずは「郷に入っては郷に従え」で、馴染もうとする姿勢を見せることが大事なのでしょう。
 そうしていれば、何かと面倒をみてくれる人もいるでしょう。

 慣れるに従って、その場の空気を少しずつ読めるようになれればいいのではないでしょうか。



   

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