しあわせ日記

8月28日(月) 少々の居心地の悪さには耐える

 『「大切にされる人」94のヒント』(斎藤茂太)より、
 最初は、なんだかとけこめず、仲間はずれのような感じがしても当たり前だ。向こうも新参者の貴方に、すぐにはなじめず、とまどいがあるのだ。
 しかし、そんなことは気にせず、二回目、三回目と出かけること。あなたも新参者ではなくなってくる。そしていつかあなたも何年来の仲間になる。

 「初めてきた私を大切にしてくれない」などと文句を言わずに、少々の居心地の悪さには耐えること。貴重な仲間ができるかどうかの分かれ目だ。そのうちに、きっと大切にされるようになる。人と人とは、そうやって幸せになってゆくのだ。
 既存のグループに新たに入る際には、すぐにうちとけることはできないでしょう。
 まわりの人たちの様子と比べたら、仲間はずれのような感じがしてしまうのもしかたがありません。
 すぐに親しくなることを期待しすぎないほうがいいのでしょう。

 そんな時、すごくいい人がいてくれて、やさしく応対してくれればいいのでしょうが、そういう人はそんなにはいないでしょう。
 相手の身になってみれば、自分だって、まだよくわからない人への接し方にはとまどうのではないでしょうか。
 人のやさしさを期待しすぎないほうがいいでしょう。

 でも、会う回数を重ねれば、それだけ互いに慣れてきて、徐々にラクに接することができるようになるでしょう。
 いつのまにか、仲間になれるのではないでしょうか。
 もちろん、それまでには関係を良くするための互いの努力も大事だと思います。

 つきあいはじめの少々の居心地の悪さは、我慢(できるだけ、苦にしないで、やり過ご)したほうがいいでしょう。
 人づきあいでは気まずいこともあります。多少気になっても、苦にしないようになれたら、と思います。

 自分も同じような仲間になりたいと思うのなら、時間をかけて仲間になっていけるように努力したほうがいいのではないでしょうか。



   

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