しあわせ日記

8月29日(火) 「ユー・アー・ライト」

 『「大切にされる人」94のヒント』(斎藤茂太)より、
 「私は正しい、キミは間違っている」という態度をとる人は、好かれないし、信頼されない。人には、人それぞれの正しい道がある。だから人にも「ユー・アー・ライト」といおう。
 私は大切な人間である。あなたも大切な人間である。そういえる人こそ、人から大切にされるのではないだろうか。
 人の話をろくに聞かないで自分の意見を主張する、人の意見ややり方などにすぐに否定的な考えを述べる、人を見下した態度をとるなど、「私は正しい、キミは間違っている」という態度をとる人は好かれないでしょう。
 それほどあからさまではなくても、人の考えややり方や生き方などに対する否定的な考えや、人をバカするような考えをする人は、本人にはそのつもりはなくても、なんとなくでも態度に表れてしまうのではないでしょうか。

 人は無意識のうちに、「自分は正しい/間違っていない」「私は知っている」のようなことを人に伝えようとしていると思います。それ自体は悪いことではないでしょう。
 でも、その思いが強すぎると、まわりの人への思いやりを欠き、「私は正しい、キミは間違っている」という態度になってしまうのだと思います。
 人への思いやりの心を強くすることで、そういうことを防げたら、いいのではないでしょうか(自分のためにも)。

 もう一つには、「この人にはこの人の□□がある」と、相手(のポリシー)を尊重できるようになることが大事だと思います。
 また、人のことを否定的に考えてしまうのは自尊心が足りないのかもしれません。「自分は自分」と思えるようになることも大事でしょう。

 すべての人は、貴重な存在です。
 「自分は大切、人も大切」と思えるようになれたら、と思います。



   

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