しあわせ日記

8月30日(水) 「違い」を楽しむ

 『「大切にされる人」94のヒント』(斎藤茂太)より、
 他人を自分と同じと思わず、違うからこそ大切にし、そのつきあいに骨を折るのを当たり前と思ってほしいのである。
 相手と自分との「違い」を楽しみながらつきあうのが、人と人とのコツである。それが、日々、相手を大切にしているということではないのか。
 人は皆、違います。
 考え方、やり方、価値観、習慣、生き方、・・・自分と人と、違うことがあるのは当たり前でしょう。
 まずは、「違っていていい」と考えられるようになれたら、と思います。

 考え方が違えば、つきあう中で合わないこともあるでしょうし、気まずいぐらいのことはけっこうあるのではないでしょうか。
 自分の思い通りにならないこともあるでしょうし、険悪な状況になってしまうこともあるかもしれません。
 人づきあいを続けていくためには、ある程度の我慢努力が必要と考えたほうがいいのではないでしょうか。
 また、多少問題があっても人間関係であまり悩まないようになれたら、と思います。

 むしろ、「違い」を楽しめたらいいのでしょう。
 自分との「違い」を新鮮に感じ、多少の問題は「刺激がある」などと考えられたらいいのかもしれません。

 「楽しむ」ことが難しければ、人から「学ぶ」ことを考えてみてはどうでしょうか。
 自分と違う人から学ぶことで、自分が成長できたらいいのでしょう。
 「人から学び、自分を育てよう」と考えるのなら、イヤな人は「いい練習相手」とも考えられるでしょう。
 そういう心の姿勢になれれば、相手(との関係)から受ける感じもけっこう変わってくると思います。

 自分と人との「違い」を尊重できるようになれば、人づきあいがラクになり、関係が良くなることも増えるでしょう。
 それはまた、自分の人間としての成長と考えてもいいのではないでしょうか。



   

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