しあわせ日記

10月6日(金) 生き生きと生きる

 『人生論』(武者小路実篤)より、
 人生にとっていちばん、おもしろくないのは、生き生きしない人間だ。
 生き生きした人間は必ず何かをこの地上に残してゆく。生き生きしながら、何にもしないということはできない。
 生き生きした肉体、生き生きした精神、それは人類成長の原動力だ、発電所だ。

 いいと思ったことはどんな小さいことでもするがいい。
 どんな小さいことでも少しずついいことをすることはその人の心を新鮮にし、元気にさせる。
 イキイキと生きられている人は、幸せなのではないでしょうか。
 イキイキした心から、イキイキとした活動が生まれ、その結果得られる幸せも多いでしょう。

 イキイキと生きるための最初の条件は健康でしょう。
 心身の健康をキープできるように心がけることがまず大事でしょう。

 イキイキと生きるためには、夢や目標をもって希望を胸に、その努力の過程を愉しむことが一番ではないかと思います。
 もしくは、誰かのためになることをし、人を愛する幸せを感じられるようになることではないでしょうか。

 また、「これが自分の生きがい」と言えるようなものがあれば、イキイキと生きられると思います。

 もっと小さいことでは、何か「いいこと」をするといいのでしょう。
 自分の体にいいこと、自分の心にいいこと、自分の将来のためにいいこと、人にいいこと、社会にいいこと、地球にいいこと、・・・。
 自分にできる「いいこと」は、いろいろ考えてみれば、たくさんあるのではないでしょうか。
 「いいこと」をするのは、気もちのいいものです。
 いいことをしていれば、いいこともあるような気もします。
 何か「いいことをしよう」と考えられる心自体がイキイキしているとも言えそうです。

 元気やる気・勇気など、心のエネルギーを高めるようなことも、イキイキと幸せに生きるためには大事なのではないかと思います。
 その辺については、今後の研究課題にしていきたいと思っています。



   

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