しあわせ日記

9月10日(日) いくつもの方法を受け入れ、選択できるようになる

 『どう生きるか、自分の人生!』(ウエイン・W・ダイアー)より、
 何事をするにも、いくつもの方法を受け入れられるようにしなさい。そして、その時点で最良の方法を選択できるようにしなさい。

 そのためには、今はこの方法がいいが、明日は別な方法のほうがより適切になるかもしれない、という可能性を充分認識することだ。
 一つの方法しか考えられない人は、その方法がうまくいかない限り、幸せになれません。
 その方法がダメだと思うと絶望してしまうかもしれません。

 自分が抱えている問題の「解決法はこれしかない」「こうならないといけない」などと思い込んでいたら、現実的にその解決法ができない限り、悩み続けることになるでしょう。
 たとえば、イヤな人がいることをただ嘆いているのは、「相手が(やさしい人に)変わる」ことでしか解決しないと思い込んでいるようなものです。
 人が変わることを期待しないで、そういう人がいても平気でいられるように「自分(の考え方)を変える」努力をしていく方法もあるのです。(他にも方法はあるでしょう)

 生きていく中では“人生の選択”と言えるような問題で迷い、悩むこともあるでしょう。
 そんな時、「正解は一つしかない」と思い込んでいたら決断するのは大変でしょう。
 選択に迷った時、「○○もよし、□□もよし」と考えられるようになると、けっこうラクに決断できるようになれるでしょう。
 また、「選択がすべてではない」という考え方もできるでしょう。

 「自分が幸せになる方法は一つしかない」と(無意識に)思い込んでいるような人もいます。
 いい学校・会社に入らなければ、出世しなければ、成功しなければ、夢が叶わなければ、理想の人に出会わなければ、結婚しなければ、子供ができなければ、マイホームを買わなければ、・・・「幸せになれない」と思い込んでいるかのように生活している人はけっこういるような気がします。
 「幸せはたくさんある自分の幸せになる方法もたくさんある」と思える人は、それだけ幸せになりやすいでしょう。

 幸せへの道は、一つの大きな幸せを手に入れることしか考えていない人も多いような気がします。
 大きな幸せを手に入れた瞬間には、強い幸福感を得られるでしょう。
 でも、それは長くは続かないでしょう。自分がすでに持っている幸せを感じる習慣がない人は、すぐに幸せを感じられなくなってしまうのではないでしょうか。
 幸せへの道は、「(山あり谷ありでも)少しずつ幸せになっていける道」という考え方もあります。

 「道は一つではない」のような考え方ができるようになり、いろんな方法を考えた上で、その時々に自分で選択できるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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