しあわせ日記

8月2日(水) 幾つもの道がある

 『生きる勇気が湧いてくる本』(遠藤周作)より、
 富士山に登るには幾つもの道がある筈だ。
 ひたぶるに黙々と頂上をめざして登るのが好きな人もいれば、途中で友達と菓子をたべわいわい騒ぎながら、楽しみつつ登っていく私のような人もいてよい筈。
 夢や目標を達成するためには、いくつかの道がある場合が多いでしょう。
 険しい道やリスクがある道がある一方、比較的なだらかで見通しがいい尾根道や迂回路もあるのではないでしょうか。

 問題解決においても、「道は一つではない」と考えられるといいでしょう。
 また、幸せへの道もたくさんあるのだと思います。

 同じ道を行くとしても、目的地を目指してひたすら急ぐ人もいれば、まわりの景色を楽しみ・まわりの人との会話を楽しみつつゆっくり歩く人もいていいのでしょう。
 また、時には急ぎ、時にはゆっくりと、時には休むというのでもいいのでしょう。
 自分で選んだ道を、マイペースで自分らしく進むことができたらいいのでしょう。

 どういう道を、どういう進み方をするにしても、その過程で少しでも楽しめたほうがいいのではないでしょうか。
 「(少しでも)楽しもう」と思うか思わないかだけでも、大きな違いがあると思います。
 「自分の目標を達成するためには楽しんでなんていられない」と(心の中で、無意識に)思っている人も多いような気がします。
 私は、目標達成への過程を愉しむことが大事だと思います。

 人生の目標は人それぞれにいろいろあるでしょう。
 それとともに、人生の目的を考えてみることがあるといいと思います。
 そして、人生の目的として「幸せ」を考えるのなら、人生の過程である生活を楽しむことを心がけたほうがいいのではないでしょうか。



   

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生きる勇気が湧いてくる本遠藤周作

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