しあわせ日記

6月17日(土) 人とうまくいくおまじない

 PHP7月号の特集は「好感を持てる人、品を感じる人」。
 山下景子さん(作家・音楽教室講師)は、
 最近、誰と接する時でもうまくいくおまじないを知りました。
 「目の前の人が、幸せになりますように……」
 そう心の中で念じるのです。それだけで、自分の心が落ち着いてきて、自然と表情がおだやかになります。
 相手の幸せを祈ることで、一歩ひいて見ることができるのでしょう。ゆとりができるので、心理的な距離感もよく見えてくるような気がします。それに、自分がどう思われるかも気にならなくなり、相手の立場で話を聞くことができるのです。
 本質を見失わないで「品」につながる、すてきな方法だと思います。
 おまじないとか呪文とかあやしい、そんなもので人とうまくいくわけがない、と思われるのも当然かと思います。
 でも、それなりの効果がある方法だと私は経験から思います。

 私は、(幸せの呪文の中で)人の幸せを祈ることを日々実践しています。
 その結果として、人間関係でイヤな気もちになることが減り、気分よく過ごせるようになっているように感じられます。

 もちろん、おまじないが効かない人もいるでしょうし(祈り方に心がこもっていないから?)、相手によってはつきあいがうまくいかないこともあるでしょう。
 また、効果を感じられるようになるためには(人によってはかなり)時間がかかるかもしれません。

 人の幸せを祈ることは、それだけでちょっとは心地好いものです。少なくとも、相手のことを悪く考えたり、相手を恐れたりしているよりは気もちがいいはずです。
 相手の幸せを祈るということは、相手の立場になって考えることに結びつくでしょう。視点が変われば、自分の考え方が変わることに気づけるのではないでしょうか。

 人の幸せを祈ることを続けると、自分の人に対する考え方が変わり、それによって人から受ける感じ方も変わってきます。(好きな人から受ける感じと嫌いな人から受ける感じが違うように)
 また、人への考え方と人からの感じ方が変われば、自ずと人に対する態度が変わるでしょう。
 自分の態度が好意的なものに変われば、それは相手にも伝わり、相手にも変化が表れることが多いでしょう。
 結果として、互いの関係が改善し、以前よりも気分よくつきあえるようになれるのだと思います。

 同様な方法として、「相手を良く考える」というのを人間関係を改善する方法として紹介しています。

 このような方法を試してみたからといって、ほとんど損はないのではないでしょうか。
 試してみて、自分には合わないと思ったら、やめればいいのです。
 少しでも効果がありそうだと思ったら、続けてみれば、きっと思いの他の効果を実感できるのではないかと思います。
 また、これらは誰に対してでも同様に使うことができる実践的な方法です。

 あとは、本人が実践する(気もちになれる)かどうかの問題だと思います。



   

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