しあわせ日記

5月12日(金) 幻想を持たない

 PHP6月号の特集は「気持ちを伝えるのがうまい人・へたな人」。
 石坂啓さん(マンガ家)は、
 「幻想を持たないこと」です。
 みんな仲よく助け合ってとか、心を合わせてひとつになってとか、まず考えない。
 友だち百人できるかな――なんて、友だちは百人もいらないし、できっこない。
 人のことを理解できているつもりなんて勘違いもしないし、自分のことをわかってくれているはずなんて思い違いもしない。

 幻想を持つから幻滅する。希望を持ったほうがいいけど、現実はこんなものだろうとまず落としどころを考える。
 「仲よくなれない」「親しくなれない」などと悩むのは、「みんなと仲よくなれないといけない」というような思い(幻想?)が心の中にあるからかもしれません。
 「仲よくなれない人もいる」「(親しくならなくても)このままでもいいか」などと考えられるといいのではないでしょうか。

 「助けてくれない」などと不満に思ってしまうのは、「人は助け合うもの」のような思い(幻想?)が心の中にあるかもしれません。
 「助けてくれないのが当たり前」と考えられれば、人にイライラしないですむでしょう。

 「友だちが少ない」などと悩むのは、「友だちをたくさんつくれないといけない」のような思いが心の中にあるからではないでしょうか。
 「友だちはたくさんなんていなくてもいい」「何人かでも友だちがいればいい」などと考えたほうがいいでしょう。「友などいらない」と考えたっていいのでしょう。

 「理解できない」と人にイライラしてしまうのは、「自分は人のことを理解できる」「人は自分の思い通りにしないとならない」のような思い込みがあるのかもしれません。
 「(世の中には)こんな人もいる」「人は人、自分は自分」「人の心はわからないもの」のように考えられるといいのではないでしょうか。

 「(自分のことを)わかってくれない」と嘆くのは、「人は思いやりがなくてはいけない」のような思いが心の中にあるか、もしくは、「自分をわかってほしい」という気持ちが強すぎるのかもしれません。
 「人の心はわからないもの」「自分がわかっていればいい」などと考えられるといいのではないでしょうか。

 希望を持つことや期待することはいいことだと思います。
 でも、「○○はいいこと、○○すぎるのはよくないこと」です。
 「○○たらいいな。(○○でなくてもいいか)」ぐらいに少し力を抜いて考えられたらいいのではないでしょうか。

 世の中は自分の理想通りには行きません。人は自分の思い通りには動きません。
 非現実的な目標や希望(幻想)を持つと苦しむことが多いでしょう。
 現実的な目標や希望をもつことが大事なのでしょう。
 思い通りにならないことに心を悩ませた時には、「求め過ぎではないか?」と自問してみると、気づけることもあるのではないでしょうか。



   

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