しあわせ日記

4月4日(火) 腹を立てた事を日記につける

 『自分のための人生』(ウエイン・W・ダイアー)より
・腹を立てたときのことを日記につけておく。正確な日時と場所と原因を書きとめておくのだ。腹を立てたことを事細かに、すべて残らず記録するように努力する。がんばってこれを続ければ、記録するという行為自体が、あなたを徐々に腹を立てにくい人間にしていく。
 怒りの感情をコントロールできるようになりたいと本気で思うのなら、この方法を実践し続ければ、きっと効果があると思います。
 続けるためには、決して自分を責めないことが肝心かと思います。
 失敗の記録ではなく、改善・進歩の記録になると考えられるといいでしょう。

 書くことで、より具体的に自分の怒りのプロセスを自覚できるでしょう。
 怒りの感情がおさまっている時に書くことで、冷静に考えやすく、改善策の工夫もしやすいと思います。

 おそらく、怒りの感情を小さくすませるようになり、怒りが爆発する回数が減っていく過程が実感できるのではないでしょうか。
 進歩を感じられることが、喜びとなり、継続する力にもなり、感情をコントロールできるという自信を育てていくことにもつながると思います。

 怒りの日記を書くという意識があれば、怒りの感情だけに流されずに、少しは落ちついた態度がとれるのではないでしょうか。
 いい結果を残したい、そういう日記に書きたいという気もちも、いい方向に働きそうです。

 何よりもこの方法を続けることが大事だと思います。
 そのためには、「つらい反省はしなくていい。ただ(日記を書き)続ければいい」と考えてもいいのではないかと思います。



   

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 (ウエイン・W・ダイアー

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