しあわせ日記

3月28日(火) 重い心は川柳という屑篭へ

 PHP4月号の特集は「頑張っている人に――心を軽くするヒント」。
 時実新子さん(月刊「川柳大学」主宰)は、
 つらいこと、苦しいことがあった時には、川柳を作れば心が癒されます。

 ほんとに五七五は「立ってでも書ける心の憂さの捨てどころ」。書いたあとはけろりとして、日常生活が軽く楽しくなります。
 “川柳”(せんりゅう)と言えば、「サラ川(第一生命のサラリーマン川柳コンテスト)」を思い出します。
 今年のサラ川・候補100の中に、『サラ川は 世相と本音の 早見表』(風刺委員会)という句がありますが、ユーモアの中に本音が見えるところが面白いのだと思います。

 “川柳”の癒し効果とは?
・心の憂さを書く(吐き出す)ことでちょっとスッキリする。
・書いたものを読むことで、問題を客観視できる。
・読み手を意識することで、(いい意味で)カッコつけられる。
・五七五という型に言葉をはめるパズルに集中し、苦しみが軽くなる。
・パズルが解けた時、快感を感じられる。
・苦しみを笑いに変えることで、ラクになれる。
・1句書きあげることで、その問題に区切りをつけることができる。

 自分の心(感情/望み/考え)を書き出す効果はけっこう大きいと思います。
 大きい悩みや問題を抱えた時には、「紙に書いて考える」ことをおすすめしたいと思います。
 そこにユーモアを加えることができれば、なおいいのでしょう。

 問題を心の中で重くするのも軽くするのも、自分の考え方しだいなのではないでしょうか。



   

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