しあわせ日記

3月1日(水) 現実を楽しめるのが人生の達人

 『自分のための人生』(ウエイン・W・ダイアー)より
現実を楽しめるのが人生の達人

 まず第一に明らかなことは、こういう人は人生のどんなことも好きだということである。

 雨が降れば雨が好きだし、暑ければ暑いのもいいと思う。

 現実をそのまま賢く受け入れるのであり、現実を楽しむ特異な能力を持っているのである。
 「楽しくない/つまらない」「いいことがない」などと思っている人は、幸せではないでしょう。
 幸せになるためには、現実の生活を楽しむことが大事だと思います。

 “好き”という気もちは、楽しむヒントであり、やりたいことのヒントであり、自分の幸せのヒントだと思います。

 “100%好き”でなくても、ちょっと好きでも、一部(ここが)好きでもいいのではないでしょうか。
 いい所を見つけられる能力も、現実を楽しむ能力に含まれるでしょう。
 悪い所を探すよりもいい所を探せるようになることが、現実を賢く受け入れ、楽しめるようになるための秘訣なのかもしれません。

 「悪い所もあるけど、こういういい所がある。だから(いっそう)好き」というのが“本当の好き”のような気もします。

 “好き”というのはまったく主観的なものです。
 人がどう思おうが、自分が好きなら間違いなく“好き”なのです。
 (同様に、自分が幸せと思うのなら幸せなのです)

 「人生のどんなことも好き」と思えたら幸せだと思います。
 「すべてのことは好好」と思えるようになれたらいいな、と私は思っています。

  『晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。
    楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ』 吉川英治

 こんな心境で暮らせたら、幸せでしょう。

 現実を楽しめるのが“人生の達人”、
 現実を楽しめることを幸せに思えるのが“幸せの達人”なのかもしれません。



   

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 (ウエイン・W・ダイアー

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