しあわせ日記
2月17日(金) 完全を求めない
PHP3月号の特集は「他人に“好かれる性格”って?――自分は、自分で変えられる」。
「自分で作る自分の性格」(加藤諦三・早大教授)より、
「私はスーパーマンではない」と自分に言い聞かせる。
「現実の自分」と「スーパーマン」を比べて悩んだり後悔をしていたら、本当に死んでしまう。人間は千歳まで生きられないように、完全にはなれないのだ。人間のすることには完全はない。
完璧主義は、“くよくよ”の元、“イライラ”の元、不幸の元です。
自分の思い通り(望み通り/理想通り)にならないと気がすまない人は、しょっちゅう気分を害することになるでしょう。
その原因を自分に求める人は、つらくなったり、落ち込んだり、空しくなったりすることが多いでしょう。
その原因をまわりのせいにする人は、イライラしたり、ボヤいたり、嘆いたりすることが多いでしょう。
悩みや問題が多い人は、完璧主義なのかもしれません。
少しでも問題があると放っておけないのでしょう。
完全に解決しないと気がすまないのでしょう。
「ここまで頑張ったのだから「もうこれで十分」と思うことである。
「あー、こんなことをしなくてもよかったのに」と後悔して悔しがるのではなく、「これもまた私の人生」と今を受け入れる。
まずは今の現実を受け入れることが大事だと思います。
その上で、これは「このままでもいい」考え、できるだけ問題化しないようになれたらいいでしょう。
問題を解決するために努力するのはいいことです。
でも、ある程度改善したら、「これでよし」と完全解決を求めないようになれたらいいでしょう。
幸せになるためには、悩む時間をできるだけ減らし、その分の時間とパワーを自分が幸せになれることに使えるようになれたらいいのではないでしょうか。