しあわせ日記
2月11日(土) ありたい自分
PHP3月号の特集は「他人に“好かれる性格”って?――自分は、自分で変えられる」。
里中満智子さん(漫画家)は、
人とのつながりは結局「自分しだい」だ。「こう思われたい」と願うだけでは単なる子どものおねだりにすぎない。「こうありたい」というイメージを描き、そのようにふるまってみる。
人はだれでも素敵なところがある。自分にも他人にもある長所を素直に認めて、「いい笑顔」をイメージしてみれば、気もちが「いい感じ」に変化していき、やがて人にも伝わるものだと思う。
自分をよりよく変えていこうと努力するのはいいことです。
ただ難しいのは、自分をどう変えたいか、だと思います。
「人からこう思われたい」というのでは、人の目を気にしすぎて人に振り回されることになり、よくないのではないでしょうか。
それよりも「自分はこうありたい」と思って、それに近づけるように努力したほうがいいように思います。
「なりたい自分」のイメージが想い描けたらいいのでしょう。
また、「ありたい自分」を目指すのもいいことだと思います。
「なりたい自分」「ありたい自分」がわからないという人は、まず今の自分を受け入れ、「自分は自分(でいい)」と思えるようになれたらと思います。
その上で、自分の長所を伸ばすか、短所を補うか、足りない部分をつけたすかを考え、こういう所をこう変えてみよう、こういうイメージにしてみようなどと実践方法を工夫できたらいいのでしょう。
今の自分とまったく違う自分に、突然なることはできません。
一時にできるのは、今の自分のほんの一部を変えることだけでしょう。
今の自分を、一つ一つ改善していくことで、少しずつ変わっていけたらいいのではないでしょうか。
時がたてば、それだけ大きく変わっていけることになるでしょう。
自分が変わることで、自分の心の中が「いい感じ」になることが大事です。
それがにじみ出るようになった時、自分の魅力となり、人にも伝わるのではないでしょうか。
自分が自分を好きでないのに、人に好かれたいというのには、無理があるでしょう。
まず自分が自分を好きになることが大切なのかもしれません。