しあわせ日記

2月4日(土) 穏やかな情熱の効用

 『お金のことでくよくよするな!』(リチャード・カールソン)より
 自分の仕事に情熱をもつことは、成功に不可欠とまではいわなくても役にたつ。たいていの人がこの意見に同意するはずだが、その大半の人が、役にたつ情熱と「過激な行動」をごっちゃにしている。

 私が「穏やかな情熱」と呼ぶタイプの情熱は、もっとリラックスしている。
 狂乱ではなく、活気や熱中という言葉で表現される感情だ。興奮にはつながるが、はるかに穏やかで、不安や怖れを伴わない。
 何かを得るためには、それなりの努力が必要でしょう。
 それを支える源が情熱や熱意ではないでしょうか。

 ただし、気もちが入り過ぎると、プレッシャーを感じたり、思い通りにいかないことに焦ったり、自分を責めたり、不安なったり、つらくなったりしてしまうのでしょう。
 そんな時には、まず、少し心の力を抜くことができたらよさそうです。
 穏やかな情熱を身につけるには、まず自分の注意を「いま、この瞬間」に集中すること。

 「いま、この瞬間」をもっと意識するだけで、集中力や洞察力がとぎすまされ、アイデアや創造力が増し、人生やビジネスに情熱を取りもどせるようになる。
 目標を達成するためには、ベストを尽くすことが何よりも肝心でしょう。
 そのためには、今できることをちゃんとやることが大事なのではないでしょうか。

 また、いい努力を続けることが目標の達成・成功につながるのだと思います。
 “激しい情熱”は続かないでしょう。
 “穏やかな情熱”なら続きやすいのではないでしょうか。

 私は、「○○たらいいな。ではどうしたら?」とよく考えます。
 「○○たらいいな」は、心に希望や情熱を生む考えです。
 「(すぐに)○○にならなくてもいい」というニュアンスも含まれており、“穏やかな情熱”につながるものだと思います。
 続けて、「ではどうしたら?」と、今できることを考えて始めることが、ベストを尽くすことにつながるのだと思います。

 それでも、思うようにいかないこともあり、心が揺れることもあるでしょうが、いい心の姿勢をキープするように心がけて、いい努力を続けられるようになれたら、と思います。



   

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