しあわせ日記

12月10日(土) 外に向かう心の働き

 ラッセルの「幸福論」(岩波文庫)第2部「幸福をもたらすもの」
 第17章「幸福な人」より
 幸福は、一部は外部の環境に、一部は自分自身に依存している。

 外的な事情がはっきりと不幸ではない場合には、人間は、自分の情熱と興味が内へではなく外へ向けられているかぎり、幸福をつかめるはずである。

 幸福な人とは、客観的な生き方をし、自由な愛情と広い興味を持っている人である。
 自分に関わる現実を、どうとらえ、何を望んで、何をするかによって、幸不幸は変わります。
 そこには、“心の働き”が大きく係わっています。
 幸不幸は「現実」と「心の働き」による、と言ってもいいのではないでしょうか。

 人生には不幸なこともあります。一時的に不幸になるのはしかたがないでしょう。
 でも、強い感情がおさまりさえすれば、幸せに向かって歩き出せるはずです。
 ずっと不幸なままなのは、心が一つの不幸にとらわれて、外に向かって働かないからだと思います。

 一つの幸せにとらわれて、他の幸せに心が向かわない人もいます。
 他にも、一つの目標、一人の存在、常識、世間体、固定概念、・・・いろんなものにとらわれて、得られるはず幸せに目/心を向けなくなることがあります。

 幸せはたくさんあるのです。
 小さな幸せを感じられることはたくさんあるはずです。
 自分が幸せになれる目標は探せばいろいろはずです。
 興味や関心を外に向け、広げていけば、たくさんの幸せに出会えるでしょう。

 自分のことだけを考えずに、人を幸せにすることを考えられるようになれば、きっと幸せになれるでしょう。
 人を幸せにする方法もチャンスもたくさんあります。幸せにしたい人も探せば見つかるはずです。
 心を自分にだけ向けるのではなく、他の人にも向けられるようになれたら、と思います。

 物事を幸せになれるように受けとめ、幸せになれる望みをもって、努力できるようになれば、幸せになれると思います。
 そういう働きができる心を育てていけたらいいのではないでしょうか。



   

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