しあわせ日記

12月4日(日) 仕事の幸せ

 ラッセルの「幸福論」(岩波文庫)第2部「幸福をもたらすもの」
 第14章「仕事」より
 仕事がおもしろい場合には、単なる退屈しのぎよりもはるかに高度な満足が与えられる。

 仕事をおもしろくする主な要素は、二つある。一つは、技術を行使すること。もう一つは建設である。
 仕事は、生きていくために必要なことであり、人生の多くの時間を費やすことでもあります。
 仕事が、おもしろいかつまらないか、楽しいか苦しいかでは、大きな違いです。

  『仕事が楽しみならば人生は極楽だ。
    苦しみならばそれは地獄だ』ゴーリキー

 どうせやるのなら、少しでも楽しめるように工夫や努力をすることができるようになれたらいいでしょう。
 目的の持続性ということは、幸福の最も本質的な成分の一つであるが、たいていの人びとの場合、これは主として仕事を通して得られる。

 首尾一貫した目的だけでは、人生を幸福にするのに十分ではない。しかし、それは、幸福な人生のほぼ必須の条件ではある。そして、一貫した目的は、主に、仕事において具体化されるのである。
 夢や目標をもつことでイキイキと生きられたらいいでしょう。
 夢や目標をもつことは、長期間継続するものです。そして、大きな幸せを得る可能性があります。
 仕事には、夢や目標となることがいろいろあるでしょう。

 夢や目標をもって努力することが習慣になれば、幸せになれることが多いでしょう。
 夢や目標を愉しんで生きることができるようになれたら、なおいいでしょう。
 自尊心がなければ、真の幸福はまず不可能である。そして、自分の仕事を恥じているような人間は、自尊心を持つことは到底できない。
 幸せになるためには、自尊心が大切だと思います。
 自尊心や自信を育てるためには、何か一つのことに努力し、それなりの結果を出すことが重要でしょう。
 仕事にそれなりの自信をもてることは、自尊心にもつながるでしょう。

 仕事の幸せはいろいろあると思います。
 それらを自覚した上で、自分の幸せにつなげられるように、仕事に取り組めるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

次の日の日記

ラッセルの「幸福論」

ホームページ