しあわせ日記

11月12日(土) 逆風には逆らわない

 PHP12月号の特集は「大丈夫! 明日はきっとよくなる!――物事が好転していく考え方」。
 石田衣良さん(作家)は、
 逆風は必ずやってくるもの。なにをしてもうまくいかない。じたばたするほど事態が悪化していく。そんなとき、ぼくはすべてを手放すことにしています。生きるうえでの努力や無理をいったん脇において、リラックスするのです。
 運命の風むきが変わるまで、じっと耐えて、できればなにか個人的なおたのしみに耽る。

 調子が悪いときはたのしみながら、ひと休み。自分が悪い、世界が悪いと責めても始まりません。
 常にベストを尽くそうとするのはいいことですが、逆境の時に無理をすると、傷を大きくしてしまったり、疲れ切ってしまったりして、すぐには立ち直れないようになってしまう危険性もあります。
 逆風の時には、風向きが変わるまで待ったほうがいいのかもしれません。

 悪い事が起きた時に、動揺したりあせったりしていては、いい判断ができなくなってしまうでしょう。
 まずは、少しでも心を落ちつけることが重要です。そのためには、まず現実を受け入れるように心がけることです。
 そして、今は無理をしないほうがいいと判断した時には、じっと耐えることです。
 できれば、力を蓄えながら待つことができたらいいのではないでしょうか。

 力を蓄えるためには、まず休養でしょうか。身体を適度に休ませるとともに、やすらげる時間をもつことで心を休めることができたらいいでしょう。
 次には、栄養を摂ること。楽しいこと・幸せを感じられることをするのは、心の栄養になると思います。
 心身に余裕ができたら、リハビリから始めて、運動をして自分を鍛えたほうがいいでしょう。心を鍛えられるように、自分を育てていけばいいでしょう。現在の逆境を「いい経験にしよう」と心がければ、不幸を幸せに変えることもできるでしょう。

 逆風はいつまでも続くことはありません。いずれ風向きが変わるはずです。待っていれば、チャンスも訪れるでしょう。その時に、発揮するための力を養っておくことが大事でしょう。

 逆境の時には、現実を受け入れ、力を蓄え(休養・栄養・運動をし)つつ、風向きが変わるのを待つことができるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

次の日の日記

物事が好転していく考え方

ホームページ