しあわせ日記

10月16日(日) 胸のつかえをバネにして

 PHP11月号の特集は、「自分で決められる人・決められない人――迷いすぎて「損」をしない生き方」。
 野村謙二郎さん(広島東洋カープ選手)は、
 大リーグ行きを断念したときに、ある人から言われた。「人生には、そういう転機が一つや二つはある。右へ行っても左へ行っても胸のつかえは残るが、どちらを選んでも、いいこともあれば悪いこともある。決めた以上は頑張れ」と。

 どの道を選んでも、別の道へ行けばどうだったのだろうという胸のつかえは残る以上、クヨクヨするよりは、それをバネにしていい結果になるよう頑張ればいいのではないだろうか。
 選択にすごく迷った時に、おすすめする考え方が「○○もよし、□□もよし」です。
 「どちらを選んでもいい(それなりに幸せになれる)」と思えれば、少しはラクに決断できるでしょう。

 実際には、どちらを選んでも「いいこともあれば悪いこともある」のでしょう。
 「いいことは素直に喜び、悪いことは現実として受け入れる」(「いいことは好!好! 悪いことはハオハオ」)ことができれば、と思います。

 選択よりもその後の生き方のほうが大事だと思います。
 今が幸せか不幸かは、過去の選択よりも、その後の努力や現在の心がけのほうが大きいと思います。

 あの選択は間違ったのではないか、別の選択をしていたらどうだったのだろうかなどと、ふと考えてしまうことはあるかもしれません。
 疑問や後悔などでイヤな気もちになったら、「こんなことを考えるよりも、今できることをしよう/何かいいことをしよう今を大切にしよう」などと考えを切り替えられるといいでしょう。
 イヤな気もちを、いいきっかけや心のバネににできるようになれたらいいのではないでしょうか。

 自分の過去の選択を後悔して生きるのは、現在の自分の生き方を否定することであり、今を不幸にしてしまう考え方です。
 今の生き方が自分の理想とは違っていても、自分なりに考えて選択してきたのなら、そんなに悪いことはなく、それなりにいいはずだと思います。
 「自分の生き方はこれでいい」と思えるように生きることが大事なのではないでしょうか。



   

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