しあわせ日記

10月14日(金) 自分の心の声を聞いて決める

 PHP11月号の特集は、「自分で決められる人・決められない人――迷いすぎて「損」をしない生き方」。
 大黒摩季さん(シンガーソングライター)は、(30歳の時に休業した決断について)
 最終的に自分を決断させたのは、私はこうなりたいという強い思い、欲求のようなもの。データでどんなにこちらが得だと結果が出ても、心が違うと感じたら疑問を持ったまま生きられません。私は怖がりだし、心配性なところもあるけれど、それを吹き飛ばすのは強い願望だったのです。自分の理想の幸せを想像し、そこに行くために何ができるかを、心が落ち着く場所で自分に聞いてあげる……。それが、私のやり方です。
 「自分がどうしたいか」というのが一番大切なのではないでしょうか。
 決断するために役立つ考え方には、第一に「一番大切なもの」を挙げてあります。

 目標を達成したり自分の考える通りになっているのに、心地好く生活できない・幸せを感じられないという人は、それを心のサインとして受けとめ、今の生き方を考え直したほうがいいのかもしれません。
 自分の目標としているものが、実は、まわりの人の期待だったり、人から良く思われたいがためだけだったりすることがあります。
 自分が心から望んでいることでなければ、達成しても幸せにはなれないのではないでしょうか。

 「自分がどうしたいのかわからない」「やりたいことがわからない」という人もいるでしょう。
 そういう人は、心が落ちつく場所で、時間をかけて、自分の心を聞いてあげられるといいのでしょう。(人生の選択は、そのくらい大事なことだと思います。自分が「一番大切にしたいもの」がわかっていれば、人生の選択もしやすくなるでしょう)
 そして、自分が望む幸せを想像し、そのためには何をしたらいいかを時間をかけて(「○○たらいいな。ではどうしたら?」と)何度も何度も考えてあげられるといいでしょう。

 人生は「損得」よりも、「幸不幸」のほうが大事だと、私は思います。
 自分の幸せの判断は、自分の心に聞くしかないのではないでしょうか。



   

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