しあわせ日記

8月27日(土) 自分は運が悪いと思わない

『自分塾』(中谷彰宏)より
 「私は、つくづく運が悪いんです」という人がいる。そう宣言してしまった時点で運はその人に味方しなくなる。運の神様は、それでいいんだなと解釈してしまうのだ。人間は自分が思っているような人間になる。他人から見ると、とことん運が悪いと思われるような状況でも、「私は、運がいいからだいじょうぶです」と笑っている人に、運は味方する。
 誰にでも、運がいい時もあれば、運が悪い時もあるでしょう。

 すごく運がいい人と自分を比べたら、自分は運が悪いと思えるでしょう。
 すごく運が悪い人と自分を比べたら、自分はまだ運がいいと思えるのではないでしょうか。

 「自分は運がいい」と思っているといいことに敏感になり、「自分は運が悪い」と思っていると悪いことに敏感になるということもあると思います。
 それは、行動の積極性/消極性にも現れそうです。

 幸不幸も、「自分は幸せ」と思えるかどうかによるところが大きいのではないでしょうか。
 「自分は幸せ」と思える人はさらに幸せになれ、「自分は不幸だ」と思う人は余計に不幸になるような気がします。

 (不幸な出来事があった直後でなければ、今日本で暮らしている)ほとんどの人は「今は幸せ」と思えるようになれるのではないかと思います。
 「今は(それなりに)幸せ。でももう少し幸せになれたらいいな。ではどうしたら?」という感じで、少しずつさらに幸せになっていけたらいちばんいいのではないでしょうか。



   

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