しあわせ日記

7月17日(日) 疲れない付き合い方

 PHP8月号の特集は「ここち好い人間関係を築くヒント
               ――距離のとり方のうまい人・へたな人」。
 浅見帆帆子さん(エッセイスト)は、

 疲れないためには、自分の本音に素直になることです。「この人とは違うなあ」と本音で思うのならば、それをさっさと自分の中で認めることだと思います。

 「根本的に合わない人とはお付き合いをしないほうがいい」ということではなく、その人の好きな部分だけでお付き合いをすればいいのです。
 考え方は人によって違います。
 人づきあいのしかたも人それぞれです。
 自分とは違う人、自分とは合わない人がいるのは当たり前でしょう。
 まずは「こういう人もいる」「自分と合わない人もいる」「自分と違っていていい」と思えたほうがいいでしょう。

 相手を自分が望むように変えることはまずできないでしょう。
 自分が相手に合わせることが難しいこともあるでしょう。
 「相手もそのままでいい」「自分もそのままでいい」「違っていていい」と思えたほうがラクでしょう。
 「人は人(でいい)」「自分は自分(でいい)」「(皆)違っていていい」と思えるようになれたらいいのではないでしょうか。

 自分と合わない相手ともつきあわなければならないこともあるでしょう。
 そういう場合、つい相手の悪い所を考えてしまいがちです。

  『他人の短所を見れば憂うつになり、
    他人の長所を見れば人生が明るくなる』 D・カーネギー

 ふと相手を悪く考えてしまっても、それに気づいて「人を悪く決めつけるのはやめよう」とストップできたらいいでしょう。
 また、相手との関係を良くしたいと思うのなら、相手を良く考える努力をしてみてはいかがでしょうか。

 自分が相手をどう考えるかによって、相手(との関係)から受ける感じ方が変わってくるのです。
 自分の考え方しだいで、人づきあいがラクになれるのです。
 自分のために、相手に対する考え方を変えるように努力したほうがいいでしょう。

 人づきあいで疲れるのは、相手に気を遣いすぎてしまうからかもしれません。

  『人に気を遣うのはいいこと、気を遣い過ぎるのは・・・』

 少し心の力を抜くことを考えてみるのもいいのではないでしょうか。



   

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