しあわせ日記

7月16日(土) 上手な距離を保つために大切なこと

 PHP8月号の特集は「ここち好い人間関係を築くヒント
               ――距離のとり方のうまい人・へたな人」。
 和田憲明さん(臨床心理士)は、

 人づきあいは「どうすれば上手くいくのか」、この答えは、そう簡単なものではありません。しかし、反対に「どうすればまずくなるのか」、これはとても簡単です。

 1.きちんと挨拶ができない
 2.自分本位で話す
 3.やるべきことから逃げている

 以上の三つの点を心がけていれば日常生活でほとんど問題はないはずです。
 人づきあいが「そんなに上手くなくてもいい」「あまりひどくなければいい」のではないでしょうか。
 そのためには、人づきあいにおける基本的なことが大切でしょう。
 苦手な相手ほど、ちゃんとやったほうがいいような気がします。
 その第一は、「あいさつ」でしょう。
 相手によって、相手との関係によって、気まずいこともあるかもしれませんが、それなりの関係を望むのなら、とにかく自分はちゃんとやっておいたほうがいいのではないでしょうか。

 人の話を聞かないような自分本位の(わがままな)人は好かれないでしょう。
 相手の話をちゃんと聞くことは基本です。それができない人は、そういう習慣がないのだと思います。
 自分がそうではないかと思う人は、人の話をよく聞くことを意識して心がけたほうがいいでしょう。
 さらに聞き上手になることを目指して努力することは、人間関係を良くし、今後の自分のためになると思います。

 苦手な人がいるから、関係が悪いからと言って、やるべきことをやらないと、さらに関係が悪くなり、ますます人づきあいが難しくなるのではないでしょうか。
 職場なら仕事をちゃんとやる(そのために必要なコミュニケーションをとる、など)、近所づきあいなどでも自分に与えられた役目があるのならちゃんとやる、・・・その前に、必要なつきあいであるならちゃんと参加する。
 さらに積極的に良い関係に貢献することができれば、関係を良くするために役立つでしょう。

 人づきあいの中では、イヤなこともあると思います。
 それでも、ある程度は我慢して、それなりにつきあえたほうがいい場合が多いような気がします。

 自分が“必要でないつきあい”だと思うのなら、それを回避して自分がやりたいことをやっていいと思います。
 でも、“必要な(したほうがいい)つきあい”だと思うのなら、それなりに努力して、少しでも心地好いつきあいができたほうがいいのではないでしょうか。



   

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