しあわせ日記

6月30日(木)あの世は手ぶらで行くところ

『小さいことにくよくよするな!2』(R・カールソン)より
 あの世にはなにも持っていけない。そう考えることはとても大切だ。生きているうちに物質的なものを楽しむなという意味ではない。もちろん大いに楽しむべきだ。そうではなく、広い視野から「人生でいちばん大切なものはなにか」を繰り返し自分に問いかけることが大切だと言いたいのだ。

 死ぬときはなにも持っていけない。そう考えることで、新たなものごとの受けとめ方や自由が手に入るだろう。
 お金や物を手に入れるためだけに生きているような人もいます。
 人生でもっと大切なものは何でしょうか?

 そもそもあの世があるかどうかもわかりません。
 確かにある「今」を大切にしたほうがいいのではないでしょうか。

 あの世があったとして、所有物はおろか身体も持っていけません。
 あの世に持っていけるのは「自分の心」だけではないでしょうか。
 (自分の心が失われたら、それは自分ではありませんから)

 あの世で幸せになるためには、お金は役に立ちません。役に立つのは、自分の幸せになる能力だと思います。
 幸せになる能力を向上させるように自分(の心)を育てることがいちばんの将来の備えなのではないでしょうか。

 また、自分の心の中に“幸せな想い出”をたくさん持って、あの世に行けたらいいでしょう。



   

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