しあわせ日記
7月1日(金)ヒルティの『幸福論』:幸福は生活目標
久しぶりに原点に帰って、「幸せ」について考えてみたいと思います。
そこで、三大幸福論の一つヒルティの『幸福論』を読んでみることにします。(あと2つはアランの『幸福論』とラッセルの『幸福論』)
ひとが意識に目ざめた最初の時から意識が消えるまで、最も熱心に求めてやまないものは、何といってもやはり幸福の感情である。
幸福こそは、人間の生活目標なのだ。
人は誰でも「幸せになりたい」でしょう。
「幸せになりたくない」と心から思う人はいないと思います。
人が何かをするのは、「幸せになるため」もしくは「不幸にならないため」ではないでしょうか。
「不幸でない幸せ」というのもあると思います。
「人がすることはすべて幸せのため」とも言えそうです。
「幸せ」とは、(神様が与えた?)人間の暗黙の目標なのかもしれません。
自分が望むものがわかっているのなら、それを得ることを目標にして努力したほうがいいでしょう。
目標をはっきり意識して努力を続ければ、それだけ達成できる可能性は高くなるでしょう。
「幸せ」を自分の目標にして努力すればいいのではないでしょうか。
でも、実際にそうしている人は比較的少ないように思います。
「幸せになる」ことを目標に努力していけば少しずつ幸せになっていける、と私は確信しています。