しあわせ日記
6月7日(火)きびしさとやさしさ
自分を育てるためには、そのための努力をしたほうがいいでしょう。
そこで、「自省する時間をもつ」ことをおすすめしています。
自分の悪い所や欠点を見つめることは、きびしいことかもしれません。
そういう部分をまず受け入れた上で、あせらずに、少しずつ改善していけたらいいのではないでしょうか。
自分を育てるためには、きびしさだけでなく、やさしさも大切だと思います。
きびしいだけでは、つらくて続けていくのは難しいでしょう。
時には、自分にやさしくすることも必要だと思います。
また、自分のいい所や努力や進歩を認め、それを喜んだり、ほめたりするのもいいことです。
自分にごほうびをあげるような工夫も役に立つと思います。
自分を甘やかしてしまうのは、自分のためによくないでしょう。
甘やかされて育った人は、不幸になりやすいでしょう。
自分の思うようにならないことに我慢できないでしょう。
世の中には、自分の思いどおりにならないことがたくさんあります。
なんでも自分の思いどおりになると思って行動したら、まわりの人とうまくいかないことが多いでしょう。
「甘やかす」ことと「甘えさせる」ことは違うと思います。
無意識に甘やかせる、意識して甘えさせる、のような気がします。
意識して甘やかす人はいないと思います。
相手かわいさに、つい甘やかしてしまうのでしょう。
甘やかさずに、時には鍛え、時には甘えさせる。
その人の幸せを本当に考えたら、そういうことが大切なのではないでしょうか。
弱い人間に育ってしまったら、たくさん苦しんで生きなければなりません。
甘やかさないように「自分を育てる」ことが大事だと思います。
自分にやさしくできるようになることも、その一つでしょう。
「自分を育てる」のに「もう遅い」ということはないと思います。