しあわせ日記

　一日一日をこれが自分の最後の日であるかのように過ごそう、という提案でこの本をおしまいにしようと思う。それでジタバタしたり、責任を放棄したりというのではなく、人生がどんなに貴重なものかを思い起こす手だてにしていただきたい。

　もっとも基本的な戦略「小さいことにくよくよするな！」を、どうか忘れないでほしい。みなさんの幸せを祈りながら、ここで終わりにしよう。
　どうか、自分を大切にしてほしい。
　「人生最後の日」の提案については以前に書いてありました。

　この本が「自分を大切にしてほしい」で終わっていたのには、きょうはじめて気づきました。
　このメッセージには、「自分の心を大切にしてほしい」と「自分の人生（限られた時間）を大切にしてほしい」が含まれているように思います。
　「小さいことにくよくよするな！」と自分に言うことが、そのための役に立つのです。

　小さいことに“くよくよ”“イライラ”していたら、幸せな心で過ごすことはとてもできません。
　そうならないための工夫が、この本にはたくさん書いてあります。そのうちの一つが「今日が人生最後の日だと思って暮らそう」です。
　私もいろいろと工夫した「小さいことでくよくよしないための幸せになる考え方」を提案しています。

　幸せになるためには「自分を大切に」できるようになることが、とても大事なのだと思います。

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