度を越すメタボ対策

  「メタボ対策 度を越す夫」(読売新聞「人生案内」)より、

    夫はメタボリックシンドロームと診断され、病気も出てきました。
    それでやせることに決めたようですが、度が過ぎています。

    いくつも歩数計をぶらさげ、土日は2時間のウオーキングを
    何回か繰り返し、「足が痛い痛い」と言うのです。
    さらに、宿便が悪いと聞いたらしく、
    自宅でも職場でも所構わず頻繁に浣腸をしています。

    といって、本人に直接は恐ろしくて言えません。
    もう十分に体重は減っているのです。
    どうしたら、やめてもらえるのでしょうか。

  確かに、度が過ぎているのでしょうが、
   自分が気にしなければ問題ないことではないでしょうか。

  「本人に直接は恐ろしくて言えません」にも問題がありそうです。
  言い方を工夫できないでしょうか。
  たとえば、ウオーキングだけでなく、サイクリングも奨めてみる。
  ウオーキングよりも脚の負担は軽いし、楽しみも増えると思います。
  たとえば、浣腸の弊害について書いたウェブページを教える。

  世の中には、メタボ対策に失敗している人が多いのです。
  対策に成功し、健康になったのはとてもいいことだと思います。
  ダイエットはちょっと油断すると、すぐにリバウンドするものです。
  ヘタなことを言って、元に戻るのはよくないでしょう。

  夫と言えども、人の行動や考え方を変えるのは難しいことです。
  多少のことは大目に見られるようになることで、
   自分がもっと平穏な気もちで
   過ごせるようになれたらいいのではないでしょうか。




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