親孝行出来ず後悔

  「父の死 親孝行出来ず後悔」(読売新聞「人生案内」)より、

    半年前、父を失いました。
    何も親孝行できませんでした。悲しくて、無念です。
    母が認知症であることもわかりました。絶望にさいなまれています。
    これからどうやって生きていったらいいのでしょう。

  父親の死は不幸な出来事であり、悲しいのはしかたがありません。
  でも、いつまでも悲しみにくれているのは、よくないでしょう。
  まずは、その現実と悲しみを受け入れるように努力することです。

  受け入れることで少し心が落ちついたら、
   幸せになる考え方を心がけられるといいでしょう。

  後悔や無念の思いが湧くのも、もっともなことです。
  後悔は今後に活かすことができるといいでしょう。
  つまり、母親に親孝行できればいいのではないでしょうか。
  他にも、大切にしたい人はいるでしょう。

  母親の病気も現実として受け入れ、
   自分にできることを一生懸命に考えてやればいいのです。

  父親の死をいいきっかけにして、
   今までよりも「愛すること」を大切にして
   生きていけるようになれたらいいのではないでしょうか。




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