「哀しい相談 立ち止まらずに!」(中日新聞「夜回り先生」)より、
私の元には、過去にとらわれ、今を苦しんで生きている、
20代、30代の人からの相談メールが数多くきます。
つらい過去にとらわれ、大切な今を汚し、そしてもっと大切な、
これから自ら拓(ひら)く明日を捨てています。私には、
自分を捨てて、滅びようとしているとしかみえません。哀しいです。
私は、これだけは知っています。そんな過去にとらわれ、
今を立ち止まっていても、幸せな明日や未来は来ないことを。
過去にとらわれて、ただ嘆いたり、
人や社会を恨んだりしていてもつらいだけです。
明日の幸せをあきらめて、立ち止まったままでいたり、
自暴自棄になったりするのは、不幸への道です。
過去の不幸にとらわれるのは、受け入れられないからかもしれません。
まず現実を受け入れるように心がけることが第一歩だと思います。
現実を受け入れられれば、希望がもてるようになるでしょう。
過去の不幸を幸せに変えられると、なおいいでしょう。
明日は今日の現実からしかつながっていないのです。
明日に向かって今できることをすることが、幸せへの道です。
今を大切にすることが明日の幸せにつながっていくのです。
幸福に生きるヒント ホームページ |