「同居の母 過ぎる小言」(読売新聞「人生案内」)より、
60歳代の実母は、昔から自分の思い通りにならないと、
小言ばかり言う人です。
母は年齢とともに小言がますます多くなりそう。どうすれば、
この憂うつな気分から逃れることができるのでしょうか。
世の中にはいろんな人がいます。
悪いクセがある人はたくさんいます。それは家族でも同じです。
相手を変えることはできないでしょう。
自分(の考え方)を変えたほうがいいでしょう。
「この人にはこういう所(時)がある」「この人はこういう人」と
わかった上で、それなりに接することができるといいでしょう。
イヤなことを言われても、「またいつものクセだ」
「聞き流せばいい」「我慢、我慢」などと過剰反応をしない。
その話が終わったら、そのことは考えないように、
「これ以上考えるのはやめよう」「今を大切にしよう」などと、
心がけることができればいいのではないでしょうか。
「この人には××もあるけど、○○もある」のように
相手のいいことも思い出せるといいでしょう。
また、「もう少し感謝の気もちをもって接しよう」などと
考えられると、なおいいでしょう。
特別に何かをしようとしなくても、そういう気もちが心の中にあれば、
相手に対する自分の態度や接し方は変わるでしょう。
自分が変われば、関係が変わったり、
相手の態度が変わったりすることもあるのではないでしょうか。
「自分(の心)のため」と考えることで、
このような心がけや努力ができるといいでしょう。
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