大人とは?

  「大人」とは、どういうものでしょうか?

  大人とは、「十分に成長した人。一人前になった人」(広辞苑)。

  法律上の大人「成人」は、日本では年齢が20歳以上です。
  身体の成長は人それぞれですが、
   年齢とともに発達して大人の身体になります。

  年齢と身体は大人でも、「大人」とは言えないような人もいます。
  大人の人間として大切なのは
   「常識」「自立」「責任」の3つではないでしょうか。

  「社会的な常識」がない人は「大人」とは言えないでしょう。
  さらに望ましいのは「良識」でしょう。
  人に迷惑をかける人は、大人としてはどうかと思います。

  「自立」には、経済的自立と精神的自立があります。
  経済的に自立していない人は一人前の「大人」とは言い難いでしょう。
  精神的に自立できていない人も、心は「大人」ではないでしょう。

  「大人」には「社会的な責任」も問われるのではないでしょうか。
  (家庭も含めて)社会の中で誰かのためになっているという
   「役割」がない(何の責任も果たしていない)人は
   一人前の「大人」とは言えないのかもしれません。
  また、自分がしたことに「責任」がとれることも
   大人の条件の一つとして考えられるのではないでしょうか。

  人間として「大人」かどうかは、その人の「態度」によるでしょう。
  落ちつきのある人や、思慮深そうな人などは、大人っぽく見えます。
  態度は「心の現れ」と考えられます。
  心が成熟した人が本当の「大人」なのかもしれません。

  人に対しての「やさしさ」「思いやり」「寛大さ」を
   大人の条件として考える人は多いのではないでしょうか。
  人も尊重でき、自分も尊重できる人が「大人」なのかもしれません。

  こんな書き方をしてくると、
   大人は窮屈であまり幸福そうに思えないかもしれませんが、
   幸福になるためには「心の成長」が必要だと思います。




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