『希望学』(玄田有史編著)のアンケートより、
希望の有無について、「現在、あなたは将来に対する『希望』
(将来実現してほしいこと・実現させたいこと)がありますか」
に76.5%が「希望がある」と答えている。
希望と現在の幸福度の関係で見ると、現在幸福だと答えた人ほど、
希望を持っていると答える割合が高くなっている。
誰でも心の中に何かしら希望はあるのだと思います。
ただし、自分の希望が明確にわかっていない人、
わかっていてもその希望を叶える努力をしていない人がいます。
自分の希望が明確で、実現するための努力をしている人は、
将来の幸せを期待でき、明るい気もちで生きられるでしょう。
そういう気もちにはなれないとしたら、
自分が心から望んでいるものではない希望や、
実現の可能性が極めて低い希望をもっているのかもしれません。
十分に実現可能な希望をもち、ちゃんと努力を続ければ、
希望が叶い、幸せになれることが多いでしょう。
希望をもつことは、
明るくイキイキと生きられる現在の幸せと
将来の幸せに結びつくものです。
そして、「今は幸せ」と思える人は
「将来も幸せ」と思いやすく、希望をもちやすいでしょう。
希望を目標に変え、努力するかどうかは、
その人の習慣のような気がします。
習慣は心がけを続けることでつくることができる
ものではないでしょうか。
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