幸せの数式

  『バカの壁』に養老孟司さんが、
   脳内の一次方程式「y=ax」というのを書かれています。
   (入力情報xに、脳内係数aをかけた結果が、反応y)

  それを私は、xを物事、aを幸せを感じる能力、yを幸福感
   として考えてみました。

  「物事から幸せを感じられるかどうかは
   その人の幸せを感じる能力による」ということです。

  物事と言ってもいろいろあり、
   それによって幸不幸は大きく変わるでしょう。

  そこで、「y=a1x1+a2x2+a3x3」を考えてみました。
  x1は、「事」:仕事(の内容)、やりたいこと、など。
  x2は、「人」:人間関係、愛すること、人の役に立つこと、など。
  x3は、「物」:欲しいもの、お金、収入、など。

  係数a1、a2、a3は、それを幸せに感じる能力ですが、
   それをどのくらい重視するかにも大きく関係すると思います。

  仕事を重視する人は仕事がうまくいくと幸せを感じやすく、
  人間関係/愛を重視する人は相手とうまくいくと幸せを感じやすく、
  お金や物を重視する人はそういうものを手に入れると幸せを感じやすい、
  というイメージです。

  ただし、一つのものを重視しすぎて、とらわれてしまうと
   それが得られないと不幸になってしまうことになるでしょう。

  「幸せはたくさんある」ので、本当は
  「y=a1x1+a2x2+a3x3+・・・」となるのだと思います。

  つまりは、「自分は何を重視し、どのくらい幸せを感じられるか」です。
  また、「幸福度」は生活の中で感じられる幸せの総量で測る
   と考えてもいいのではないかと思います。

  要は、いろんな幸せをたくさん感じて生活できたら
   それだけ幸せなのではないか、ということでしょうか。




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