今週の生きるヒント 「幸せ?うれしい事?」
ゲストブックに「どういうこと?」という美紀さんの書き込みがありました。
私は、幸せってなんなのかわかりません。
自分にとっての一番嬉しい事って、どうすれば見つけられるのでしょうか?
ということです。
1.幸せ?
まず、「幸せってなんなのか?」ということですが、これについてはメルマガ「しあわせのトキオ通信・創刊号」の『幸せについて』その1「幸せって何?」に書きましたが、「自分が幸せを感じられることはすべて自分の幸せ」です。
「自分の幸せ」については、こちらを参考にしていただけたら、と思います。
2.うれしい時
うれしいのは、どんな時でしょうか?
何かいい事があった時、自分が何かをできた時、人が何かをしてくれた時。
この3つの時が多いような気がします。
3つのうれしい時の中でいちばん多いのは「人が何かをしてくれた時」という人が多いのではないでしょうか。
人から言ってもらってうれしい言葉もいろいろあります。
人がちょっとしたことをしてくれた時でも、その人の気もちや思いやりがうれしいと思えることもあります。
いい事があった時と人が何かをしてくれた時は受け身・他力という感じがします。自分が何かをできた時は、自分がしたからできたわけですので他力ではなく、自力です。
でも、実際には自分が何かをしたから・努力したからいい事があった、ということが多いのではないでしょうか。人が何かをしてくれるのも、自分が相手に何かをしているから相手も自分にしてくれることが多いのではないでしょうか。
私がいちばんうれしい時が多いのは、このHPをやっていてうれしいメールや書き込みをいただいた時です。少しでも人の役に立てていると思えると本当にうれしく思います。「ありがとう」「頑張ってください」などの一言一言がうれしく感じられます。
もしうれしい時を増やしたいのなら、人を喜ばせることや人の役に立てることや人を幸せにできることをするのがいちばんのような気がします。それを素直に喜んでくれる人、感謝やお礼をしてくれる人、何かお返しをしてくれる人が相手なら、きっとうれしいことがいろいあると思います。
これは自力でもあり他力でもある方法です。だから、うれしさも増すのかもしれません。
3.うれしい事を見つけるには
うれしい事はどうしたら見つかるのでしょうか?
楽しい事とうれしい事は違うような気がします。どちらかと言うと、楽しい事のほうが見つけやすそうです。
中には、「楽しいだけでいいのか?それで幸せか?」と考える人もいると思います。楽しい事よりうれしい事のほうが幸せな感じがするのかもしれません。
うれしい事を見つけるには、自分がやりたい事の中で、できたらうれしいだろうと思うことを見つけるのがいちばんのような気がします。
他には、過去に自分がうれしいと思った事をヒントに見つける。人がうれしそうだと思う事をヒントに見つける。前項に書いたような、人を喜ばすことや人の役に立つことや人を幸せにすることをヒントに見つける。
「うれしい」と感じやすいのは、思わぬいい事があった時と、望んでいるいい事があった時ではないかと思います。
思わぬいい事を見つけることはできません。できたとしたら、それは望んでいるいい事に変わってしまうでしょう。
望んでいるいい事は、見つけて増やすことができます。自分が望んでいるいい事が実際にあったら、それだけ「うれしい」と感じられるでしょう。
自分の望みや希望をもって、それを目指して生きるのがうれしい経験をするいちばんの方法だと思います。
自分に合った本当にうれしい事を見つけるためには、実際に経験して感じるしかないでしょう。
でも、その前に小さなうれしい事も、素直に「うれしい」と感じられる自分の能力を育てることも大切ではないかと思います。